葬式費用は「100万円くらい」と聞くことがありますが、実際には葬儀の形式や人数、地域によって大きく変わります。2026年5月に公表された全国調査では、葬儀費用の総額は96.73万円でした。家族葬や直葬など、葬儀の形が多様になっていることも費用を考えるうえで重要です。
葬儀の形式で費用は変わる
2026年の調査では、家族葬の総額は96.39万円、一般葬は122.01万円、一日葬は74.43万円、直葬・火葬式は49.56万円でした。家族葬だから必ず安い、直葬なら必ず負担が少ない、とは限りません。参列者の人数や料理、返礼品、安置日数などによって最終的な金額は変わります。
「基本料金」だけで判断しない
葬儀費用を見るときに注意したいのが、広告などに表示される基本料金だけで判断しないことです。2026年の調査では、総額96.73万円の内訳は基本料金72.02万円、飲食費11.67万円、返礼品費13.03万円でした。さらに、葬儀社への調査では、見積もりより実際の支払額が増えたケースも報告されています。
見積もりを受け取ったら、何が含まれているのかを一つずつ確認しましょう。特に、安置、火葬、料理、返礼品、宗教者への費用など、別途必要になる可能性がある項目を確認しておくと安心です。
まとめ
葬式費用は一律ではなく、「どのような葬儀を、何人で行うか」によって変わります。大切なのは平均額だけを見ることではありません。希望する葬儀の内容を整理し、総額と追加費用の可能性まで確認したうえで、無理のない予算を考えることです。
