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お彼岸の基礎知識|墓参りだけではない、故人を思う節目

春と秋に訪れるお彼岸は、墓参りをする時期として知られています。しかし、お彼岸は単にお墓を掃除して手を合わせるだけの行事ではありません。家族が集まり、故人を思い出し、日頃の供養を見直す機会でもあります。葬儀を終えた後の節目として、無理のない形で向き合うことが大切です。

お彼岸はいつ、何をするのか

お彼岸は、春分の日と秋分の日を中心にした前後3日間を含む7日間です。春は「春彼岸」、秋は「秋彼岸」と呼ばれます。【2026年(令和8年)の「秋彼岸」は9月20日(日)~26日(土)】期間中は墓参りや仏壇の掃除、供花(くげ)などを行う家庭が多くあります。

ただし、必ず決められた日に墓参りをしなければならないわけではありません。仕事や家庭の事情で期間中に行けない場合は、前後の都合のよい日に訪れてもよいでしょう。大切なのは形式よりも、故人を思う気持ちを持って行うことです。

墓参りで確認したいこと

墓参りでは、まず墓石や周囲の掃除をします。雑草や落ち葉を取り除き、墓石を水で清め、花や線香を供えて手を合わせます。

ここで意外と見落としやすいのが、お墓の状態です。墓石のずれや欠け、植木の伸びすぎなどがないか確認しておくと、後の管理にも役立ちます。遠方に住んでいて頻繁に墓参りができない場合は、家族で管理方法を話し合うきっかけにもなります。

お彼岸を家族の話し合いの機会に

お彼岸は、今後の供養について考える時期としても活用できます。高齢になって墓参りが難しくなったり、子どもが遠方で暮らしていたりすると、これまでと同じ方法でお墓を守ることが難しくなる場合があります。

だからこそ、墓じまいや永代供養(えいたいくよう)、納骨堂などについて、元気なうちに家族で話しておくことには意味があります。すぐに結論を出す必要はありません。まずは「これから誰がお墓を守るのか」を確認するだけでも、将来の負担を減らす一歩になります。

まとめ

お彼岸は、墓参りをするだけの行事ではなく、故人を思いながら家族の供養を見直す節目です。無理に昔ながらの形を守るのではなく、家族の生活に合った方法を考える機会として活用してみてはいかがでしょうか。